神様のイメージ

2003年7月1日
▼ぼくが考える神様のイメージ。

▼神様を引退したあと、ニューヨークのセントラル・パークを見下ろすペントハウスで、優雅に独身生活を満喫する初老の紳士。

▼もちろん天使たちがバトラーやセクレタリを勤めている。

▼ごく最近、免役もなくシャバッ気に染まったばっかりなので、うまい食事といい女とショッピングが大好き。天使たちを困らせている。

▼毎週、金曜の夜には、褐色砂岩のビルの地下にある某会員制クラブで、同時期に堕天使を引退したルシファーをゲストに呼んで夕食をとり、昔話に花を咲かせるのだが、ほんとうはニューヨークで最高のクラブへの入会を断られたのでショックを受けている。

▼やはり旧約聖書における発言の数々が査定に引っ掛かったのだろうか、それとも、この躯に染み付いたシオニズムの匂いがまずかったのか、などと気に病んでいる。

▼ほんとうは、ロード・アイランドに邸宅を構えていないことが原因であったことを、彼はまだ知らない。

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